【アクセス数倍】 ネットショップ のアクセス数を増やす方法7選
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ネットショップ のアクセス数を増やす方法は、運営しているネットショップによって異なります。なぜなら、運営しているネットショップの種類によって集客方法が変わるためです。
本記事では、ネットショップのアクセス数を増やす方法を7つご紹介するとともに、ネットショップにおける集客予算の考え方をご説明します。ネットショップは作って終わりではなく、集客して初めて効果を発揮するものであるため、ぜひ参考にしてください。
ネットショップ のアクセス数を増やす方法7選
まずは、7つのネットショップでアクセス数を増やす方法についてご紹介します。
- コンテンツSEO
- インターネット広告
- SNS広告
- リファラル
- 公式LINE・メルマガ
- SNS運用
- タイアップ企画
それぞれの方法を順番にご説明します。
コンテンツSEO
コンテンツSEOとは、質の高い記事を継続的にネットショップに掲載し、それぞれのコンテンツで検索上位を狙う方法です。SEOを駆使することで、費用をかけることなく、ネットショップ内の自社商品や自社システムを多くの人に認知してもらえます。また、一度作成した記事はネットショップに残り続けるので、アクセス数を長期的に伸ばすことも可能です。
しかし、SEOコンテンツの評価期間は3か月程度必要になる場合がほとんどで、継続的にアクセス数を集めるには、6ヶ月〜1年間は根気よくコンテンツ(記事)を公開し続ける必要があります。100本程度の記事を公開してもアクセス数が集まらないケースも往々にしてあるため、200本、300本と継続して公開していくことを念頭に置きましょう。
また、そのコンテンツに関しても、単なる日記のような雑記コンテンツではなく、質の高いコンテンツであることが重要です。質の高いコンテンツとは、検索エンジンとユーザーの双方に好まれるコンテンツのことを指します。たとえば、ネットショップの商品を売ることを全面に出しすぎてしまったり、SEO対策を意識しすぎてキーワードばかりになってしまったりするコンテンツは、総じて検索エンジンとユーザーの双方に好まれません。
「ユーザーの悩みを解決するコンテンツ」こそが、ユーザーと検索エンジンの双方から好まれ、結果的にSEO対策でも上位表示しやすい傾向にあります。
インターネット広告
インターネット広告とは、記事内に現れている広告や、ゲームアプリ内の広告のことです。代表的なインターネット広告は下記のとおりです。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- リターゲティング広告
それぞれ対象とするユーザー層や集客方法が異なり、ターゲットに合わせたインターネット広告を選択することで、アクセス数が増加することに繋がります。
リスティング広告
リスティング広告とは、検索連動広告やPPC広告とも呼ばれており、検索結果画面にECサイトを広告表示させることです。リスティング広告の有名どころは、「Yahoo!プロモーション」および「Google Adwords」になります。
リスティング広告は、出稿を開始した時点からユーザーにクリックされるため、即効性が高い広告と言えるでしょう。加えて、キーワードを絞り込むことでターゲティングしやすくなるため、費用対効果も高くなりやすい傾向にあります。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリ内の広告枠を借り、ネットショップの画像や動画などを表示させる広告です。リスティング広告同様、1クリックごとに費用が加算され、同時にアクセス数を集められます。
また、ディスプレイ広告は幅広いユーザーの目に触れることが特徴であるため、ネットショップの認知度を向上できるメリットもあります。しかし、リスティング広告と比較して、ディスプレイ広告はユーザーの購買意欲が低いケースが多いため、購入率は低くなってしまうデメリットがあることも特徴です。
リターゲティング広告
リターゲティング広告は、1度自社のネットショップに訪れた人に限定して、そのユーザーにのみ配信する広告です。本記事を読む方の中にも、閲覧したWebサイトの広告が随所で表示された経験があるのではないでしょうか。
リターゲティング広告では、ユーザーにとって最適なタイミングで広告訴求を行ってくれるため、大きなアクセス数増加に期待ができます。したがって、リターゲティング広告はネットショップへの復帰率増加に効果的と言えるでしょう。
SNS広告
SNS広告は、TwitterやInstagramなどのインターネット広告を通じて、ネットショップへの流入を促してアクセス数を増やす方法です。幅広い年代で使われているSNSは、リアルタイムで多くの人に情報発信できます。
また、コンテンツに興味のあるフォロワーを集めやすく、タグ付け(ターゲティング)をすることで幅広いユーザーへアプローチすることも可能です。やり方次第では、短時間でアクセス数が増加するでしょう。
Instagram広告
Instagram広告とは、下記の場所を使用してユーザーを集客する広告のことです。
- ストーリー
- 写真・動画
- 発見タブ
Instagramは年々ユーザー数が増えており、月間アクティブユーザーは3,300万人(2021年)を超えています。また、Instagram広告では、予算やユーザー層は自由に設定することができ、設定した予算以上の費用を消化してしまう危険性はありません。その上、アプリを使った広告掲載は5分ほどで完了するため、今日出稿を開始して今日アクセスを増加させることもできます。
しかし、Instagramは購入目的のユーザーが少ないため、アイテム購入率が低く、利益がそれほど出ないことが多々あります。
Facebook広告
Facebookは世界中で使われており、ユーザー数は23億人を突破しているSNSです。Facebookはユーザープロフィールが細かく設定されており、ターゲット層を設定しやすいメリットがあります。
広告の種類は、画像や動画、カタログを使用しており、ターゲットに合わせて表示できる広告を選択できることが最大の特徴です。
YouTube広告
YouTube広告とは、動画の最初や途中で流れたり、検索結果のトップ画面に表示されたりする広告のことです。「動画」で訴求することができるため、ユーザーの五感に訴えることができ、実際にネットショップのアイテムを使用している未来を見せられます。
また、YouTube広告とは異なるものの、人気YouTuberやインフルエンサーに商品を紹介してもらう方法もあります。数百万円単位でのコストは必要になるものの、認知度が高まることは間違いなく、抜群の費用対効果を発揮することが特徴です。
リファラル
リファラルとは、友達や家族などを通して、直接アイテム紹介してもらう集客方法のことです。リファラルの特徴は、使用者の実体験をユーザーに伝えられることになります。近年のインターネットは情報量が膨大になっており、中には事実と異なる情報までも存在しています。
しかし、リファラルでは生の声が聞けるため、事実と異なる情報の発信をしてしまう心配をする必要がありません。また、生の声を聞いたユーザーはアイテムを購入したくなるため、購入率の増加に直結します。
公式LINE・メルマガ
公式LINEやメルマガは、LINEやメールでネットショップの情報を発信する集客方法です。また、公式LINEやメルマガはユーザーと1対1で接点を持てるため、リピーターを獲得しやすかったり、アップセルやクロスセルといった販売方法が可能になる利点があります。
しかし、公式LINEやメルマガでは、長文のコンテンツはあまり読まれません。ですので、配信する内容や配信タイミングの工夫が必要になります。考え方によっては、時間を要するという点のみデメリットだと言えるでしょう。
SNS運用
SNS運用は、ネットショップのSNSアカウントを作成後、ネットショップの情報を発信したり、拡散したりする集客方法です。SNSは幅広い世代が行っているため、ターゲットにしたいユーザーにのみ刺さるコンテンツを投稿できるでしょう。
また、SNSの最大の特徴は、無料で集客ができることです。近年、インターネット広告やSNS広告の競争が激化しており、資本力のない企業は苦戦を強いられています。しかし、SNSを効果的に使うことで無料で集客ができるようになるため、資本力のある企業への競争力になり、十分自社のネットショップへのアクセス数を集めることもできるようになるでしょう。
タイアップ企画
タイアップ企画とは、商品やサービス内容を紹介したい企業とネットショップがタイアップ(協力・連携)して、PR記事を作成する集客方法のことです。ネットショップの世界観が決まってさえいれば、その世界観とマッチする企業とタイアップすることで、ネットショップのターゲットとなるユーザーに効果的にアプローチできます。
しかし、タイアップには時間とコストがかかるデメリットもあります。1回のタイアップにかかる相場は100~200万円程度と言われているため、大きなイニシャルコストを用意する必要があるでしょう。
ネットショップ 集客の予算の考え方
ここまで、7つのネットショップについて紹介してきました。複数の集客方法があるものの、集客する上では常に予算と利益を考える必要があり、それらの選択を誤ってしまうとネットショップ自体を存続させることが難しくなります。ここでは、ネットショップの予算の考え方についてご説明します。
①: ネットショップ 目標売上(KGI)を設定
予算の考え方の一つ目として挙げられるのは、目標売上(KGI)を設定することです。また、その目標売上を達成するためのプロセスを「KPI」と言います。ネットショップのアクセス数を増やすためには、このKGIとKPIの双方を現実的に設定することが非常に重要です。
そのうえで、目標売上を設定する上での注意点は、無理な目標設定はしないことです。たとえば、比較的低単価の商品を扱うネットショップであるのに、1年目から10億円の売上を目指すなどです。これでは、ネットショップに携わっている社員やスタッフのモチベーション低下に繋がったり、かえって大事な予算を無駄に消化してしまったりするでしょう。
したがって、目標売上を設定するときは実現可能な目標設定をし、モチベーションアップや売上増加に繋げることを意識することが重要です。
②: ネットショップ の顧客1人あたりの利益を算出
二つ目として挙げられるのは、顧客1人あたりの利益を算出することです。顧客1人あたりの利益を算出することで、予算を決めやすくなる利点があります。
注意してほしいことは、顧客1人の利益が少なすぎると、いつまでも自転車操業のような状態になってしまい、選択できる集客方法の幅が狭くなることです。したがって、予算を管理することも大切ではありますが、顧客1人あたりの利益も常に増加させることを意識しましょう。
③:利益を上回らない値で予算を算出
最後に挙げられるのは、利益を上回らない値で予算を算出することです。たとえば、1,000円のアイテム1つを売るとための広告費に1,000円以上かけてしまうと、当然ながら利益相反となります。
また、上述した7つの集客方法は、それぞれ必要な予算や顧客の獲得コストが異なります。したがって、予算が少ないうちは無料のSNS集客を駆使したり、予算がある程度使えるようになったらコンテンツSEOに取り組んだりと、状況に応じた最適な集客方法を考えましょう。
まとめ: ネットショップ のアクセス数・売上増加を図りましょう
ネットショップの7つの集客方法や、予算の考え方について解説をしました。アクセス数を増やす方法は複数あるため、自社のリソースや予算に合わせて方法を検討しましょう。加えて、ユーザー層によってネットショップの使用方法が変わるため、ユーザー層に適しているネットショップを作成することも常に念頭に置くことが重要です。
まずは、自社の集客予算やリソースに合わせて、最適な集客方法を選択することから始めてみてはいかがでしょうか。
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ブランディングで育てるECコンサルティング会社を経営しています。中小企業向けに100社を超えるECサイト構築経験を活かし、ECコンサルタント兼Webマーケターとして50社以上のEコマース事業の課題を解決。一般社団法人全日本SEO協会会員としてECサイトのSEOが得意。
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