ネットショップの運営代行とは？依頼できる内容・費用を解説

投稿日：20220121 更新日：20230727 カテゴリー： ECサイト , ブログ

ネットショップ を運営したいと考え出した会社がネットショップの運営代行を選ぶのは、すでにひとつの選択肢となっています。どのような業務を依頼でき、どの程度の費用がかかるのでしょうか。

ネットショップ 運営代行について 

ネットショップ運営代行とは、ネットショップを運営するにあたり、手が回らない場所をサポートしてくれるサービスで、要望にあわせて依頼できます。

ネットショップの運営業務には、商品登録、商品発送、在庫管理など、幅広い業務があります。ショップ専用サイトの作成、ページ更新並びにSNS運用などもあり、幅広い専門知識がなければできません。

業者に依頼すると自社運営にかかるコストを抑えられるだけでなく、運営業務以外の自社業務に集中できるようになるでしょう。

ネットショップ 運営代行に依頼できる仕事内容

ネットショップ運営代行に依頼できる仕事内容は、負担となっている、あるいは不安要素である業務のみ、といった形で依頼する場所を絞ることもできます。

商品登録

新商品、限定商品、セールアイテムなど、常に商品登録が行われます。そしてその都度、商品名、売価、画像、説明文などが必要になるため、運営会社にとって負担になりやすい業務です。

その自社にとっての負担を運営代行してもらうことで、商品登録以外の業務に注力することができるようになります。

商品管理

ネットショップの運営業務でも重要になってくるのが商品管理です。特に、複数のネットショップを運営している場合はより重要となるでしょう。

商品情報をまとめたり、商品画像を作成したりするだけでなく、ラベル・ロットの管理など、商品管理に含まれる様々な業務を代わりに作業してくれます。

0からの構築

0から構築して、新規サイトを作り上げます。

WEB制作会社に依頼もできますが、ネットショップ運営代行会社にサイトを0から構築してもらえば、立ち上げ以降も運営代行してもらえるという利点もあります。

デザイン・制作

サイトの顔とも言えるトップページ、商品のためのページ、さらに商品バナーやクーポンバナーなど、デザイン性の高い制作が求められます。

依頼内容によりますが、制作に関するものはコンテンツごとで追加料金になる場合もあるでしょう。

集客代行

ネットショップで売上をアップするためには集客が欠かせません。しかし、運営ノウハウを持っていなければ、効果的なアプローチができないというのが事実です。

専門業者に依頼することで、集客につながるPRやSNS運用が可能になります。

カスタマーサポート

カスタマーサポートとしてお客様の窓口となり、問い合わせやクレームなどに対応してくれます。

ただし、カスタマーサポートを委託してしまうと、お客様の声が自社にダイレクトに届かなくなってしまうというデメリットもあることに注意が必要です。

全体コンサルティング

ネットショップのプロにコンサルティングをしてもらうことで、トレンドを踏まえつつ、現状のサイトの課題に対して効果的にアプローチしたり、売上アップにつながる経営戦略を練ったりできるようになります。

また、運営する上で不安要素になる届出や関連する法律などについても相談可能です。 

ネットショップ 運営を代行してもらうメリット・デメリット

メリットだけではなく、デメリットもあります。メリットはもちろん、デメリットも理解した上で利用するようにしましょう。

メリット①：手間が少ない

実店舗以上の売上を実現できる可能性がありますが、そのための諸々の業務を自社でまかなおうとすると、大変な手間がかかってしまいます。

業者に依頼することで自社の他の業務がはかどり、結果的に生産性がアップするでしょう。

メリット②：売上アップが見込める

ネットショップの運営をプロが代わりに行うため、売上アップが見込めるのも大きなメリットだと言えるでしょう。そのため、知識と経験があるしっかりとした会社を選ぶ必要があります。

デメリット①：費用がかかる

代行業者によって違いがあるものの、それなりの費用がかかってしまいます。そのため、利益が出ないと費用が負担になってくる場合も考えられるでしょう。

しかし、長期的な売上につなげることは、ネットショップを継続させるための初期投資であるとも捉えられるので、費用を気にしすぎるのも問題かもしれません。

ネットショップ 運営代行の費用・料金

ネットショップ運営代行の料金制度は、「月額料金制」と「成果報酬制」、そしてこの2つを組み合わせた「月額＋成果報酬制」があります。それぞれの特徴について、説明していきましょう。

月ごとのお支払い

ネットショップ運営代行会社に月額固定料金で委託する料金制度です。月額固定料金以外に初期費用がかかることもあります。

月額料金制の料金相場としては1～10万円程度でしょう。

成果報酬制

契約時に決められている割合の料金を成果報酬として計上します。しかし、作業内容によっては、成果報酬とは別途で料金がかかる場合もあるので注意が必要です。

基本的には、売上の5～10％が成果報酬制の料金の相場だと言えるでしょう。

月額＋成果報酬制

月額固定料金にプラスで売上に対する成果報酬が発生する制度です。料金の相場は、5～10万円が平均的と言えるでしょう。

ネットショップ の運営代行を依頼するべき企業

すでに運営している企業や今から新規で立ち上げることになった企業、業者を依頼すべき企業の特徴をまとめてみました。

リソースが足りていない企業

ネットショップを限られたリソースで運営している企業は、代行してもらうことで業務に余裕ができます。

代行によって空きが出たリソースを、企画を考えたり、新商品を考案したりと、運営業務以外に投入することができるでしょう。

集客戦略からお願いしたい企業

ネットショップの集客戦略を自分たちで行うのではなく、プロに任せたい場合は、同時に集客戦略まで依頼するとよいでしょう。

集客戦略をもとに、ネットショップの運営を進めていけるので、1つの運営代行会社に依頼すると、より効果的なネットショップの運営ができるでしょう。

ネットショップ の運営代行会社を見極めるポイント

ネットショップ運営代行会社には、これまでの実績や経験で得意分野が分かれます。また、運営代行会社によって料金設定や料金制度も違うため、自社が求める条件にどれだけマッチしているかの見極めが重要です。

ネットショップ の運営方法

ネットショップにはサイトを自社運営している「自社型」と、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECモールに出店している「モール型」があります。

「自社型」の場合、サイトの集客を積極的に行わないといけないため、より集客ノウハウのある代行会社がふさわしいと言えるでしょう。

強みを持つ分野が自社と合致するか

ネットショップ運営代行会社によって、コンテンツの得意分野が分かれており、対応できるコンテンツが決まっていたりします。

依頼をしてから、追加で代行してほしい業務ができた場合、対応できないこともあるので、あらかじめ代行会社が得意とするコンテンツが自社とマッチしているかを確認しておくべきでしょう。

依頼する際の費用・料金

依頼内容によって料金形態が違います。またどのような料金制度が自社に合っているのか、比較検討する必要があるでしょう。

まとめ：状況に応じて ネットショップ 運営を任せましょう

ネットショップの運営会社が運営代行会社に業務委託することは、売上アップにつながる可能性があります。効率的に自社の売上アップを図るためには、状況により利用の仕方を変える必要もあるでしょう。

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岡田　裕之

ブランディングで育てるECコンサルティング会社を経営しています。中小企業向けに100社を超えるECサイト構築経験を活かし、ECコンサルタント兼Webマーケターとして50社以上のEコマース事業の課題を解決。一般社団法人全日本SEO協会会員としてECサイトのSEOが得意。

ブランディングで育てるECコンサルティング会社｜アイヴィクス株式会社

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