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【初心者OK】ユーザーエクスペリエンスとユーザビリティの違い

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投稿日:20211222 更新日:20230517 カテゴリー: ECサイト , ブログ

【初心者OK】ユーザーエクスペリエンスとユーザビリティの違い

「 ユーザーエクスペリエンス ・ユーザビリティの違いが良くわからない」こんな風に悩んでいる方がいらっしゃるのではないでしょうか。ネットショップで利益を上げたいのであれば、ユーザーエクスペリエンス・ユーザビリティの知識は必須です。

この記事では、ユーザーエクスペリエンスとユーザビリティの定義やユーザーエクスペリエンスを強化すべき理由、具体的な確認ポイントをご紹介します。

本記事を読めば、ユーザーエクスペリエンス・ユーザビリティの理解が深まり、ネットショップで利益を挙げられるようになるでしょう。

ユーザーエクスペリエンス とは?

 ユーザーエクスペリエンス とユーザビリティの違い

ユーザーエクスペリエンス(User Experience)とは、ユーザーが自社サイトで感じること、得られたことを言い、商品やサービスを通じて得られる体験や経験の総称を指します。

たとえば、「この商品は使いにくい」「このサービス説明はわかりやすい」「安心して使用できる」等のユーザーの感想もユーザーエクスペリエンスの1つです。このユーザーエクスペリエンスを向上させると、ユーザー満足度がどんどん上がるというわけです。

よくわからない人は、「ユーザーエクスペリエンス=ユーザーの体験や経験のこと」という日本語で認識しておくと良いでしょう。

ユーザビリティとは?

 ユーザーエクスペリエンス とユーザビリティの違い

一方、ユーザビリティとは、商品やサービスの利便性のことです。Webサイトでは、ユーザビリティが重要で、ユーザーの満足度向上に大きく関わると言われています。

「商品を購入しやすい」「サービスが使いやすい」等は、全てユーザビリティが関わっており、利便性のみの話であることが特徴です。似たような言葉でアクセシビリティがありますが、別の意味であるので、混同させないように注意してください。

よくわからない人は、「ユーザビリティ=商品やサービスの利便性」という日本語で認識しておくと良いでしょう。

ユーザーエクスペリエンス (UX)とUIの違い

 ユーザーエクスペリエンス とユーザビリティの違い

ユーザーエクスペリエンスはUXとも言われますが、UIとも混同されがちです。

UIとは、ユーザーと製品を繋ぐ接触面のことを言います。たとえば、自動販売機のボタンや券売機の切符もUIと言えるでしょう。

UXとUIの違いは、下記のとおりです。

  • UX:UIやユーザビリティを包括している
  • UI:商品やサービスの使いやすさを設計

UIは、UXを向上させるためのいち要素に過ぎません。パソコンやスマホに表示されているボタンやフォントもUIですので、間違えて認識しないようにしましょう。

ユーザーエクスペリエンス・ユーザビリティを強化するべき理由

ユーザーエクスペリエンス・ユーザビリティを強化するべき理由

次に、ユーザーエクスペリエンス・ユーザビリティを強化すべき理由について解説していきます。

ここでは、ユーザーデバイスの変化・CVRの向上・競合優位性という3つの観点から見ていきましょう。

ユーザーデバイスの変化

強化するべき理由の1つ目として挙げられるのは、ユーザーデバイスの変化です。ユーザーデバイスとは、多くの人が使っているスマートフォンをはじめ、PC、タブレットなどのことを言います。

2000年代はPC、2010年代はスマートフォンと、日々ユーザーデバイスは変化してきており、デバイスの変化がされるたびにユーザビリティの変更・強化がされてきました。

ユーザビリティは、ユーザーエクスペリエンスを向上させるためのいち要素です。そのため、ユーザーデバイスの変化に対応し、ユーザビリティ・ユーザーエクスペリエンスの強化をしていかなければなりません。

CVR(成約率)の向上

強化するべき理由の2つ目として挙げられるのは、CVR(成約率)の向上です。CVRとは、日本語では成約率のことを指し、ユーザーがWebサイトで、商品を購入したり、サービスへ申し込みを行ったりすることを言います。

CVRを向上させるためにも、ユーザビリティの強化が必要になってきます。ここで言うユーザビリティとは、自社サイトに訪問するユーザーの属性や離脱したページ、滞在時間、直帰率等のことを指し、この分析をすることがCVRの向上に直結するのです。

競合優位性

強化するべき理由の最後に挙げられるのは、競合優位性です。近年、ユーザーは商品内容やサービスだけではなく、自分にとって有益な内容や体験価値を求めるようになっています。そうしたことから、他社との差別化を図るために、ユーザビリティ・ユーザーエクスペリエンスの強化が必要になっているのです。

他社との差別化をするためには、自社サイトを客観視することが必要になります。いちユーザーとして他社サイトを見回り、良かった点や悪かった点をメモし、自社サイトに取り入れることで、自社サイトの課題点を客観視することができます。その結果、競合優位性を作ることが可能になっていくでしょう。

ユーザーエクスペリエンス の具体的な確認ポイント

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ここまで、ユーザビリティ・ユーザーエクスペリエンスを強化するべき理由について解説しました。

続いて、ユーザーエクスペリエンスの具体的な確認ポイントを下記の3つに分けてご紹介します。

  • カートに入れるボタンの設置位置
  • 問い合わせフォームの最適化
  • 全体的なデザイン

1つずつ見ていきましょう。

ユーザーエクスペリエンスの確認ポイント1:ボタンの設置位置

ユーザーエクスペリエンスの確認ポイントの1つ目は、ボタンの配置位置です。Webサイトのボタンの設置位置はユーザーエクスペリエンスでは重要な要素であるため、適切に決めることが必要です。

ボタンの設置位置に関する注意点は以下のとおりです。

  • ボタンを設置する時にボタン同士を近づけない
  • ボタンの設置位置で、ユーザーの視線を作り上げる
  • 戻るボタンは左上に設置する

ボタン同士を設置する時に近づけてしまうと、ユーザーが間違えて押してしまう原因になります。その結果、ユーザーに不快感や手間を与えることになるため、注意が必要です。

また、ボタンは設置場所によって、ユーザーの視線を作ることができます。ユーザーの視線を作ってあげることで、ユーザーを自然に目的商品まで誘導することができ、CVRの向上につながります。

そして、戻るボタンを設置する際は、スマートフォンと同じように左上にしましょう。ユーザーは過去の経験で、ボタンが設置されている場所を予想するため、嫌な違和感を与えないことがユーザーエクスペリエンスを向上させることに繋がります。

ユーザーエクスペリエンスの確認ポイント2:問い合わせフォームの最適化

ユーザーエクスペリエンスの確認ポイントの2つ目は問い合わせフォームの最適化です。問い合わせフォームは、ユーザーの安心感や信頼感に繋がるため、ユーザーエクスペリエンスも自然に向上するでしょう。

しかしながら、問い合わせフォームは設置するだけでは意味がありません。設置しているだけで、ユーザーが使いにくいと感じてしまうことがあったら、元も子もないのです。

そうならないために、問い合わせフォームの最適化が必要になります。問い合わせフォームの最適化は、他社との差別化やユーザーの満足度向上に繋がります。更新速度や使いやすさを意識し、問い合わせフォームを最適化するようにしましょう。

ユーザーエクスペリエンスの確認ポイント3:全体的なデザイン

ユーザーエクスペリエンスの確認ポイントの最後は、サイトの全体的なデザインです。デザインはユーザーエクスペリエンスでは重要な要素であるため、常に気を使う必要があります。デザインで意識する点は下記の通りです。

  • デザインを統一する
  • ユーザーがストレスを感じにくいレイアウトにする
  • 背景色や文字色に気を遣う

サイトのデザインとして必要になるのは、統一性です。統一性を意識していないと、ユーザーの気が散ってしまい、離脱率が高まってしまいます。

また、レイアウトの仕方にも注意が必要です。レイアウトはユーザーの目に必ず留まることもあり、ストレスを感じさせてしまうと、サイトの評価が下がります。ユーザーが美しく感じる、快適に利用できるような設計にすると良いでしょう。

加えて、背景色や文字色にも気を遣う必要があります。ユーザーの中には、目が弱い方や悪い方が多くいます。ユーザーの目を疲れさせない色選びを心がけましょう。

まとめ: ユーザーエクスペリエンス ・ユーザビリティ双方の強化を

ECを作るには構築から依頼をしましょう

この記事では、ユーザーエクスペリエンス・ユーザビリティの定義から具体的な確認ポイントまでご紹介しました。

どんなに商品の品質やサービス内容が良くても、ユーザーが不快な気持ちになってしまうと、サイト自体の評価が下がってしまい、利益が出ません。そうならないためにも、ユーザーエクスペリエンス・ユーザビリティ双方の強化を徹底的に行いましょう。

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