国内で人気のレンタルECサイト構築ツールを徹底解説
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ECサイト
レンタルECサイトを構築したいと考えている方にとって、どの構築ツールを選ぶかは非常に重要なポイントです。
レンタルビジネスはコト消費の現代に適したビジネスモデルと言えます。
アパレル・家具・家電・ゴルフクラブ・パソコン等幅広いジャンルで、レンタルECの需要があります。
さらに、キャンプ用品やバイクのレジャーレンタルにも利用できます。
この記事では、国内で人気のレンタルECサイト構築ツールであるaishipRENTAL、makeshop、Shopifyについて徹底解説し、それぞれの特徴やメリット、デメリットについて詳しくご紹介します。
aishipRENTAL(アイシップレンタル)
特徴
aishipRENTALは、国内唯一のレンタル・サブスク専用クラウド型ECサイト構築ASPです。
300社以上の導入実績があり、着物、ドレス、アウトドア用品、家電など幅広いジャンルで利用されています。
月額29,800円から利用可能で、専門知識がなくても簡単に運用を開始できる点が魅力です。
また、aishipシリーズを展開しており、通常のECサイト構築、ギフトに特化したECサイト構築ができるサービスも展開しています。
メリット
レンタルカレンダー機能
商品ページ内にカレンダーを設置し、直感的にレンタルしたい日を選択できる。
レンタルスケジュール機能
発送日、お届け日、利用日、返却日などを一連のスケジュールとして管理できる。
レンタル受付不可日設定
定休日や長期休暇など、レンタル不可の日を設定可能。
高機能な標準装備
商品ごとの在庫数に基づいたレンタル可能日表示や、延長日、返却後のメンテナンス期間設定など細かい設定が可能。
Instagramショッピング機能
Instagramの投稿写真から直接商品をレンタルできる機能も搭載。
専用ページ機能
パスワード付きの専用ページが作成できる。
デメリット
テンプレートが少ない
綺麗なテンプレートが1つ用意してあるのみで、各々カスタマイズが必要。
外部プラグインがない
WordPressのように外部が作成したプラグインがない。
レンタル機能紹介ページ
aishipRENTAL 機能紹介
makeshop(メイクショップ)
特徴
makeshopは、国内で高いシェアを誇るECサイト構築サービスで、レンタルECサイトの構築にも対応しています。
中規模から大規模向けのソリューションを提供しており、クレジットカード決済手数料が業界最安水準です。
また、GMOグループの運営でもあるため、サポート体制には一定の安心感があります。
残念ながら基本機能にレンタル機能はありません。
カスタマイズすることによりサイトに組み込むことができます。
カスタマイズ費用としては100万円〜受けているようです。
メリット
高い拡張性
多様な機能を自由に追加できるため、カスタマイズ性が高い。
コストパフォーマンス
クレジットカード決済手数料が低く、運営コストを抑えられる。
サポート体制
専任スタッフによるサポートが充実しており、初心者でも安心して利用可能。
デメリット
初期設定の複雑さ
機能が多いため、初期設定がやや複雑。
月額費用
月額費用が他のツールと比較して高め。
レンタル機能紹介ページ
MakeShopでレンタルサイトを始める方法
Shopify
Shopifyは、世界中で利用されているECサイト構築プラットフォームです。
豊富なアプリとテンプレートが用意されており、初心者から上級者まで幅広く利用されています。
しかし、元の機能にはレンタル機能はありません。
提供されているプラグインを使うことで、レンタル機能を追加できます。
プログラミングの知識が少ない人にとってはShopifyを利用したレンタルECの構築は難しいでしょう。
特徴
豊富なテンプレート
デザイン性に優れたテンプレートが多数用意されており、簡単にプロフェッショナルなサイトを構築可能。
多様なアプリ
レンタル機能を追加するアプリが豊富に揃っている。
グローバル対応
多言語対応や多通貨対応が可能で、越境ECにも適している。
メリット
レンタルカレンダー表示
レンタル期間をカレンダーで表示し、ユーザーが直感的に予約できる。
在庫管理機能
レンタル商品の在庫をリアルタイムで管理。
延滞注意アラート
延滞が発生した場合に自動でアラートを発信。
デメリット
コスト
アプリやテンプレートの追加により、コストがかさむ場合がある。
サポート
日本語サポートが充実していないことがある。
レンタル機能紹介ページ
レンタルGO – Shopify App Store
IzyRent – Shopify App Store
まとめ
レンタルECサイトを構築する際には、自社のニーズに合った構築ツールを選ぶことが重要です。
aishipRENTALやmakeshop、Shopifyなど、各ツールにはそれぞれの特徴やメリット、デメリットがあります。
コスト、機能、サポート体制などを総合的に考慮し、自社に最適なツールを選びましょう。
また、Shopifyのようにプラグインを利用してレンタル機能を追加できる手段もあります。
例えば、「レンタルGO」や「IzyRent」などのアプリを使用することで、Shopify上でレンタルビジネスを展開することが可能です。
これにより、既存のShopifyストアにレンタル機能を簡単に追加できます。
そのため柔軟な運用が可能となります。
手軽に簡単にレンタルEC事業を始めるなら、aishipRENTALがおすすめです。
この記事がレンタルECサイト構築の参考になれば幸いです。
成功するレンタルECサイトの構築を目指して、最適なツールを選びましょう。
素晴らしいレンタルECサイトを作り上げてください。
愛知県在住の29歳/デジタルマーケター
デジタルガジェットの中でもキーボードが大好き。元システムエンジニア。2024年4月入社でデジタルマーケティングを勉強中。情報セキュリティマネジメント、Googleデジタルマーケティングを習得。スマホで使える在庫管理アプリMonoCを運営中。
ブランディングで育てるECコンサルティング会社|アイヴィクス株式会社
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