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【ECサイト構築の全手順】費用・流れ・システムを解説

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投稿日:20230216 更新日:20240311 カテゴリー: ECサイト , ブログ

【ECサイト構築の全手順】費用・流れ・システムを解説

ECサイトを構築するにはどのようにすればいいのでしょうか。そもそもECサイトを構築するには何をすればよいか分からない方も多いかもしれません。

本記事では、ECサイト構築の全手順について解説していきます。それぞれの構築方法のメリット・デメリットや、ECサイト構築の費用・流れについても説明していきますので、ECサイト構築の参考にしてください。

ECサイトの構築方法まとめ

ブランディングを最優先にするのは望ましくない理由

まず、ECサイトの構築方法を表にしてまとめてみました。下記の表をご覧ください。

構築方法ビジネス規模特徴費用
無料ASP個人事業主初期費用・月額費用が無料無料
有料ASP小規模(年商1億円未満)フロント機能も問題なし低い
クラウドEC・パッケージ中規模(年商1億円以上~10億円未満)自社システムとの連携が可能中くらい
フルスクラッチ大規模(年商10億円以上)すべてにおいてカスタマイズが可能高い

【参考記事】EC初心者が10分で理解するECサイト制作の手順と費用相場
https://www.ebisumart.com/blog/make-ec-10m/

ECサイト構築はどの方法がおすすめ?

ECサイト構築にあたってのビジネスデザイン・社内要件定義

ECサイト構築方法を比較した表をご覧いただきましたが、ECサイトを構築するにはどの方法がよいのでしょうか。

ここからは、それぞれのECサイト構築サービスの特徴を紹介していきます。自社のビジネス規模やサービスの特徴に合わせて、どの方法がよいか検討してみてください。

予算を抑えたいなら無料ASP

ECサイト構築の際、予算を抑えたいのであれば、無料ASPがおすすめです。

ASPとは、「Application Service Provider」の略で、サーバー上で提供されている、ECサイト構築に必要な機能を備えたシステムのことを指します。ASPには商品管理機能や決済機能といったECサイトでの販売を可能にする機能がすべて盛り込まれています。

無料ASPでは、初期費用・月額費用無料でサイトを構築でき、導入までの時間も短いというメリットがあります。もちろん、自社向けのカスタマイズができないなどのデメリットもありますが、ノウハウがなくてもサイトが作れる手軽さは魅力です。

新規事業の場合は有料ASP

無料ASPは個人事業主の方向けで、新規事業としてサイト構築を考えている小規模~中規模の企業の場合は、有料ASPがおすすめです。

現在の有料ASPは昔と違い、非常に多機能でECの商品画面・決済画面というフロント機能は、ほぼ問題がないものに仕上がります。「定期販売」「BtoB」など、特化した事業を展開している企業であっても、それぞれの方式に特化した有料ASPが登場しているため、問題ないでしょう。

愛知県で中小企業向けにECサイト構築を行なっているアイヴィクス株式会社は、特にASPを利用したECサイトの構築を得意としており、予算に応じたサイト構築を提供いたします。

新たなECサイト構築をお考えの方は、ぜひご相談ください。

・ECサイトのASPとは?無料・有料・用途別カートシステムを徹底比較解説
https://www.webdeki.com/column/418/

・アイヴィクス株式会社
https://ivix-design.co.jp/ec/

クラウドEC・パッケージは年商1億円以上

年商1億円以上であれば、クラウドEC・パッケージという方法でサイト構築をするのがおすすめです。クラウドECとは、クラウド上のプラットフォームを利用してサイトを構築する方法を指し、パッケージとは、ECサイト構築用のソフトをパッケージごと購入してサイトを構築する方法です。

年商1億円以上の企業の場合、在庫管理や・出荷作業などのバックエンド業務が煩雑になってきます。そのようなバックエンド業務を円滑にするため、自社システムとの連携が必要になってくるでしょう。

ASPで作成されたECサイトでは、限られたシステムとの連携しか予定されておらず、自社の既存システムとの連携がうまくいかない場合がほとんどです。自社の既存システムとの連携がスムーズにいき、費用もそこまで高くならないサイト構築方法がクラウドEC・パッケージというものなのです。

・EC初心者が10分で理解するECサイト制作の手順と費用相場
https://www.ebisumart.com/blog/make-ec-10m/
・2021最新版!ECパッケージとは?シェアや市場規模などから7社を徹底比較
https://www.makeshop.jp/main/know-how/opening/ec-package.html
・クラウドECとは?ASP・パッケージとの違いやおすすめサービスの徹底比較
https://www.makeshop.jp/main/know-how/opening/ec-cloud.html

年商10億円規模ならフルスクラッチ

年商10億円規模、あるいはそれ以上の規模の企業であれば、フルスクラッチでのサイト構築がおすすめです。フルスクラッチとは、既存のプログラムやソフトウェアを使わず、1から独自にECサイトを構築していく方法のことを指します。

フルスクラッチのメリットは、自社向けのカスタマイズがどの方法よりも実現できることでしょう。他社との差別化を図りたい企業や強いブランドを持っている企業であれば、独自のマーケティング戦略に基づいたサイトを1から構築した方がより効果を見込むことができます。

構築費用が数千万円以上になり、非常に高額になるところがデメリットですが、年商10億円以上の企業であれば、そこまで費用の高さを気にする必要はないでしょう。自社の強みを打ち出すために、自社だけの商品を扱った、オリジナルのサイト構築ができるフルスクラッチを採用し、ブランドの定着・売上の向上を図った方がより効果的であると言えます。

【参考記事】フルスクラッチとは?ECサイト構築の費用や作り方、メリットデメリットまで徹底解説
https://www.makeshop.jp/main/know-how/opening/ec-site-fullscratch.html

ECサイトの構築相場

通販サイト立ち上げにかかる費用

それでは、それぞれのECサイト構築方法では、どのくらいの相場で構築ができるのでしょうか。下記の表をご覧ください。

構築方法構築相場
無料ASP無料
有料ASP1万円程度
クラウドEC・パッケージ500万円程度
フルスクラッチ数千万円程度

【参考記事】ECサイトの費用相場は?構築方法別に解説
https://n-works.link/blog/ec-production/ecsite_costrate

ECサイトを構築する際の注意点

EC構築の費用まとめ:まずはプロに相談

ECサイトの構築相場はお分かりいただけましたでしょうか。ここからは、ECサイトを構築する際に注意すべき点について紹介していきましょう。

マーケティングに強い会社に依頼をすること

自作でECサイトを構築することも方法としてはありますが、まったく初心者の状態で行うのは避けた方がよいでしょう。そのような場合は、ECサイト構築代行会社にサイト構築を依頼をするようにしましょう。

その際、サイト構築代行会社をどこに選ぶのかが問題になってきます。巷には、Webサイト制作会社やECサイト構築代行会社があふれています。どの会社に依頼をすればよいかが難しいかもしれません。

ECサイト構築代行会社を選ぶ際に重要な点は、マーケティングに強い会社かどうかということです。単純なWeb制作会社に依頼をすると、デザインがよいECサイトはできあがるかもしれません。しかし、あくまで「制作がメイン」であるため、集客・売上に結び付かないケースが多くなってしまいます。

サイトを構築する段階から、集客から売上までの導線を組むようなシステムを作り上げるためには、マーケティング会社に依頼することがマストと言えるでしょう。

アイヴィクス株式会社は、消費行動心理学を応用したマーケティングに強いECサイト構築代行会社です。

ぜひお気軽にご相談ください。

アイヴィクス株式会社
https://ivix-design.co.jp/

構築コストは最小限に抑える

せっかく作る自社のECサイトであれば、とにかくこだわりたいという気持ちもあるかもしれませんが、最初からイニシャルコストを高くしてしまってはいけません。

初めはECサイトの認知度は低く、自社の売上に反映されるまでにはどうしても時間がかかってしまいます。つまり、サイト構築をした際にかかったイニシャルコストは、回収までにとても時間がかかってしまうということなのです。

もちろんECサイトは設計部分が命です。しかし、今ではASPやクラウドECなど、すでに出来上がった設計を利用することができます。大規模な資本投入は必須ではありません。コスト回収も念頭に置いて、ECサイトを構築するようにしましょう。

無料のオープンソースはサポートが受けられない

ECサイト構築方法の中にはオープンソース型と呼ばれるものがあります。オープンソース型とは、外部に無償で公開(オープン)されているソースコードでECサイトを構築する方法のことを指します。

初期費用がかからない点、カスタマイズの自在さから、この手法を採用する方もいるかもしれません。しかし、オープンソースとは、ただ公開されているソースコードを利用してサイト構築をしているだけの構築方法です。そのため、他のサービスでは受けられるはずのサポート体制がない状態で、セキュリティ対策などを自前で準備しなければならなくなり、本来注力したい業務に集中できなくなる可能性も出てくるでしょう。

このような状態にならないためにも、ECサイト構築の段階からマーケティング会社に依頼した方がよいでしょう。十全なサポートを受け、他の業務に力を注いだ方が売上向上という本来の目的にかなった結果を得られるはずです。

ECサイトを作るだけでは商品は売れない

初めて自社のECサイトを作った方が陥りがちなのは、ECサイトを作って目的を達成した気持ちになってしまうことです。ECサイトを作る目的は、商品を売ること、自社への集客を行うことです。ECサイトが出来上がれば商品が必ず売れるというわけではありません。

ECサイトを作るということは、いかに集客を周到に行っていくかということでもあります。ECサイトを構築する前から、会社の集客戦略について十全に検討しておく必要があるでしょう。

代表的な集客戦略には、

  • ターゲット設定
  • 売上達成目標の設定
  • ターゲットに合った集客手法の選択
  • 実績確認
  • PDCAサイクルの徹底

などがあります。

最低でもこれらのことを設定してから、ECサイトを構築するようにしましょう。

集客は戦略が8割!売上を上げる集客戦略6ステップ
https://www.i-nobori.com/media/613

ECサイト構築の基本的な手順と流れ

ネットショップサイトの作り方4選

ここまでは、ECサイトを構築する際に注意すべき点について紹介してきました。ここからは、ECサイトを構築する際の基本的な手順・流れについて説明していきます。

利用するサービスを選定する

まずは、利用するサービスを選定しましょう。ECサイトの構築方法には様々な種類があります。サービスを選ぶには、自社の商材がどこまでの機能を必要とするのか、セキュリティ対策は自分たちで行わなければならないのかなどを考慮しなければなりません。

ECサイトを運営する機能は2つあります。商品を販売するための表に見える部分であるフロントエンド機能と商品管理・受注発注を行うための裏の部分であるバックエンド機能です。自社ではどちらの機能が必要なのか、どちらに重点を置くべきか十分に考慮に入れてください。

また、セキュリティ面は、近年の個人情報漏洩事件を見てもお分かりいただけるように、消費者はとても敏感になっています。自社ECサイトのセキュリティ対策の高さが、自社の信頼度を左右すると言っても過言ではありません。自社のリソースの多さにも左右されますが、セキュリティ対策を万全に整えられるサービスを選定するようにしましょう。

予算・コスト面を決定する

機能面・セキュリティ面でサービスの絞り込みをすることができたら、次に予算・コスト面を決定しましょう。

ECサイト構築サービスを選ぶ際は、イニシャルコストだけでなくランニングコストも重要になってきます。それぞれのサービスでのイニシャルコスト・ランニングコストを書き出してみましょう。

中にはイニシャルコストが安いという理由でサービスを決めてしまったものの、ランニングコストが高いため、総コストでは高くなってしまったというケースもあります。それぞれのコストを合わせてどのくらいになるのか、しっかり比較するようにしましょう。

サポート体制を確実に確認する

ECサイト運営元のサポート体制もとても重要です。サポート体制と言うと、カスタマーサポートを考えてしまうかもしれませんが、それ以外にも下記のようなものがあります。

・プラットフォームの提供
・サイトのデザイン作成
・機能拡張
・広告運用

このように、サポート体制という言葉の中にはさまざまなものが含まれており、なかなか聞いただけでは分かりにくいかもしれません。これらのサポート体制がどのくらいあるのかも重要ですが、それ以外にも次のようなことを確認しましょう。

・ECサイト構築のどこまでをサポートしてくれるのか、集客まで見てくれるのか
・それらのサポートを一貫してサポートしてくれるか

それぞれのサービス会社にもリソースの限界や特徴が存在します。自社が求めるサポート体制を、即座に、十分な人員を割いて提供してくれる会社なのかどうか、確実に確認しておくようにしましょう。

ECサイトの構築方法|費用や手順を比較 【Web担当初心者でも簡単】
https://www.ecbeing.net/contents/detail/9

ECサイトを公開する流れ

ここでは、ASPとクラウドEC・パッケージサービスの、サイト公開までの流れを簡単に見ていきましょう。

・ASP 
サイトのドメイン設定→デザインテンプレートの決定→商品登録→テスト注文→公開

・クラウドEC・パッケージ 
プロジェクトチームの立ち上げ→開発会社選定→要件定義→設計・開発・デザイン→テスト・運用準備・トレーニング→公開 

これらを比較すれば分かるように、ASPはこちら側は選択するだけでECサイトの準備ができるようになりますが、クラウドECやパッケージなどは、要件定義などさまざまな手順を経なければなりません。ECサイト導入までの期間の差はこのような公開までの流れにより変化してくるのです。

ECサイトの構築方法|費用や手順を比較 【Web担当初心者でも簡単】
https://www.ecbeing.net/contents/detail/9

ご予算に合わせた構築代行をいたします

ECを作るには構築から依頼をしましょう

ここまで、ECサイト構築方法の比較、ECサイト構築の費用や流れについて解説してきました。自社に合ったサービスは見つかったでしょうか。

ECサイトを構築する際に重要な点は、機能面・セキュリティ面・予算面でフィットし、サポート体制も整ったサービスを選定することです。しかし、そもそもECサイトを構築する目的は、自社の集客・売上向上につながるECサイトを構築するということであり、マーケティング戦略も重要になってきます。

アイヴィクス株式会社はマーケティングに定評があるECサイト構築代行会社で、
・予算に合わせた提案ができる
・マーケティングに強い
・設計〜集客戦略まで一気通貫で支援できる
・実際の集客を代行することも可能

など、さまざまなサポート体制も充実しています。これからECサイトを構築しようと考えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ブランディングで育てるECコンサルティング会社|アイヴィクス株式会社

【ECサイト構築の全手順】費用・流れ・システムを解説

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