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Google検索で実装されたハッシュタグ検索の概要と実態調査

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SEO対策

投稿日:20240828 更新日:20240828 カテゴリー: SEO対策 , ブログ

Googleハッシュタグ検索とは?

Googleのハッシュタグ検索は、特定のトピックやトレンドに関連する情報を効率的に集めるための機能です。

2024年6月に日本で導入されたこの機能は、ユーザーがハッシュタグを使用して検索することで、関連するソーシャルメディアの投稿、ブログ記事、ニュース記事などを一度に表示します。

インターネットを利用する目的として、日本では諸外国と比べて、最新のトレンドや自分の興味や関心のあるトピックを深掘りして知りたいというニーズがより強いことが最近の調査でわかりました。そして、流行を調べたり、共通の関心をもつ人とつながる手段として、最近は「ハッシュタグ」がよく使われています。日本語は、単語の間にスペースが不要なため、より長い文章など表現力豊かなハッシュタグが使われています。例えば「#写真好きな人と繋がりたい」というような表現がよく見られます。

https://blog.google/intl/ja-jp/products/explore-get-answers/search-japan-nowcast-hashtag

Xやインスタグラムで使われるハッシュタグと同様の使い方ができます。

これにより、ユーザーは特定のキーワードに関連する最新の情報を迅速に取得でき、情報収集の効率が向上します。

この機能は、従来のキーワード検索に比べて、特定のテーマに関する情報をより包括的に取得する手段として注目されています。

Googleのハッシュタグ検索は、特にトレンドの把握や特定の興味に関連する情報を探す際に有用です。

ユーザーは、特定のハッシュタグを通じて、関連する多様なメディアからの情報を一括して確認することが可能です。

これにより、情報の偏りを減らし、より多面的な視点からトピックを理解することができます。

なぜ日本にのみハッシュタグ検索が導入されたのか

Googleのハッシュタグ検索が日本のみで導入された理由は、いくつかの要因に基づいています。

まず、日本のユーザーは他国と比べて、インターネットを利用する際に最新のトレンドや興味のあるトピックを深く知りたいというニーズが非常に強いことが挙げられます。

このため、Googleは日本のユーザーのニーズに応えるために、ハッシュタグ検索を導入しました。

また、日本語の特性も一因です。

日本語は単語間にスペースを必要としないため、長い文章でも表現力豊かなハッシュタグを作成できるという利点があります。

これにより、ユーザーはより具体的で詳細なトピックをハッシュタグで表現しやすくなっています。

日本市場での成功を見込んで、Googleはこの機能をまず日本で試験的に導入し、その効果を見極めていると考えられます。

ハッシュタグ検索の実際の使われ方

Googleのハッシュタグ検索は、特に日本のユーザーにとって便利なツールとして広く利用されています。

ユーザーはこの機能を活用して、特定のトピックに関する情報を迅速に収集し、SNSやブログ、動画など多様なメディアからの情報を一括して確認することができます。

たとえば、イベントやキャンペーンに関連するハッシュタグを検索することで、最新の情報や参加者の声をすぐに把握することが可能です。

また、ハッシュタグ検索は、特定のコミュニティや興味を持つ人々とのつながりを深める手段としても利用されています。

ユーザーは共通のハッシュタグを通じて、同じ関心を持つ他のユーザーと交流することができます。

これにより、情報の共有や意見交換が活発になり、コミュニティの形成が促進されます。

ハッシュタグを活用した記事の実態調査

ハッシュタグ検索の実態を探るために、ハッシュタグを入れた記事の動向を調査しました。

調査対象はこちらの記事です。

https://monoc.app/blog/supply-chain-kpi

ハッシュタグの挿入位置はページの最後の方に入れています。

それだけでGoogleにハッシュタグが認識されることを確認できました。

ハッシュタグ付きのキーワードとハッシュタグなしキーワードで検索順位は同じにはなりません。

ハッシュタグは内容の鮮度をより重視していると考えられます。

最新ページ順に表示されない

Googleのハッシュタグ検索では、検索結果が必ずしも最新の情報順に表示されるわけではありません。

上のスクリーンショットでご覧いただいているように、右下の記事は24時間前の投稿ですが、1番目の記事は3日前の記事です。

また、SNSの投稿以外のブログやコラムでも上位を獲得することができました。

SNSの投稿が必ず有利とは限りません。

検索エンジンは、情報の関連性を重視して結果を表示するため、最新の情報が上位に来ないこともあります。

これは、ユーザーが求める情報の質を高めるための措置ですが、最新情報を探す際には不便に感じることもあります。

このため、ユーザーは目的の情報を見つけるために、検索結果を詳細に確認します。

必要に応じてフィルターを使用することが求められます。

ちなみにスマホでのハッシュタグ検索順位もPCでの検索と同様の挙動でした。

※検索日が異なるため順位が変動しています。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 81e0725017eda8c7a2cd4065626d7740-473x1024.png

ドメインパワーが無くても上位表示可能

ハッシュタグ検索では、特定のドメインパワーがなくても、関連性の高いコンテンツが上位に表示されることがあります。

先の記事のドメインパワーは非常に低いサイトです。

さらにサイトのコンテンツも少ないですが、ハッシュタグ検索で上位表示できています。

これは、ハッシュタグが検索エンジンにおいてキーワードとして機能し、ユーザーの検索意図を理解するための重要な要素となっているためです。

つまり、質の高いコンテンツであれば、SEOにおけるドメインの強さに依存せずに、ユーザーに届けられる可能性が高まります。

これにより、新規参入者や個人ブロガーでも、ハッシュタグを効果的に活用することで、多くのユーザーに情報を届けるチャンスが広がります。

ハッシュタグ検索の利点と課題

ハッシュタグ検索の利点としては、ユーザーが興味のあるトピックを迅速に深掘りできることや、複数のプラットフォームからの情報を一括して取得できることが挙げられます。

これにより、情報収集の効率が向上し、ユーザーはより多様な視点から情報を得ることができます。

また、特定のテーマに関連する情報を包括的に把握することで、トレンドの把握や市場調査にも役立ちます。

一方で、課題としては、関連性の低い情報が多く表示されることや、信頼性に欠ける情報が含まれる可能性があることが指摘されています。

また、特定の情報を探す際には、より具体的なハッシュタグの使用が求められることもあります。

さらに、情報の信頼性を判断するためには、ユーザー自身が情報源を確認し、批判的に評価する能力が必要です。

これらの課題に対処するためには、Google側のアルゴリズムの改善とともに、ユーザー教育の強化が求められます。

ハッシュタグ検索導入直後の実態調査である程度の傾向が見えてきました。

今後もテストしながら実態の調査を行なっていきます。

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