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ブランディングの失敗事例から分かる成功のコツ3選

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ブランディング

投稿日:20210716 更新日:20230419 カテゴリー: ブランディング , ブログ

ブランディングの失敗事例から分かる成功のコツ3選

ブランディング とは、企業のサービスや内容をユーザーに興味を持ってもらうための手法のことです。ブランディングに失敗している企業は数多くあります。失敗している理由は、ブランディングの本質を理解せず、行動に移していることが挙げられるでしょう。

本記事では、企業のブランディング失敗例や成功例を紹介するとともに、失敗事例からわかる成功のコツ3選をご説明します。ブランディングが成功することで、企業の知名度や利益が増加するため、ぜひ参考にしてください。

企業の ブランディング 失敗例

企業の ブランディング 失敗例

まずは、企業のブランディング失敗例についてご紹介します。

  • トロピカーナ
  • QUALIA

それぞれのブランディングの失敗例を順番にご紹介します。

ブランディング 失敗例1:トロピカーナ

ブランディング失敗例の1つ目として挙げられるのは、トロピカーナです。トロピカーナは、アメリカを代表するフルーツジュースを販売している企業で、トロピカーナの果実100%ジュースは健康志向な方におすすめの商品と言われています。

トロピカーナは、2008年にアメリカの広告代理店を利用したことで、パッケージデザインが変わり、売上が20%減少してしまいました。

パッケージ変更前は、果実に直接ストローが入っているデザインになっており、みずみずしくておいしそうという印象をユーザーから受けていました。しかし、グラスにジュースを入れただけのパッケージに変更した後は、新鮮さやおいしそうだというようなイメージが無くなってしまい、既存ユーザーが離れてしまったのです。

また、タイトルを縦文字にしたことで読みにくくなったことも売上減少の理由として挙げられるでしょう。広告代理店を利用してまでパッケージ変更したものの、30日でパッケージを当初の物に変えることになり、ようやく売上も元に戻ったそうです。

ブランディング 失敗例2:QUALIA

ブランディング失敗例の2つ目として挙げられるのは、QUALIAです。QUALIAは、ソニーが販売したAV機器です。

QUALIAはソニーで販売していた他製品と違いすぎた、新しすぎたことが原因で失敗したと言われています。また、QUALIAは高級AV機器として高価格で設定されており、ユーザーが離れてしまったことも失敗の理由でしょう。

ソニーは「人の心に訴えるモノヅクリ、感動価値想像に向けて」というコンセプトを掲げています。ウォークマンを大ヒットさせた時のソニーは、上記コンセプトを実現しており、多くのユーザーを満足させました。

しかし、QUALIAはそのコンセプトに沿えず、ユーザーの満足度を高めることができませんでした。失敗しないためにも、ユーザーが自社に求めている物を見極めた上で、ブランディングすることが必要であることをこの失敗例は教えてくれます。

企業の ブランディング 成功例

企業の ブランディング 成功例

次に、企業のブランディング成功例についてご紹介します。

  • Apple
  • スターバックス
  • IBM

1つずつ見ていきましょう。

ブランディング成功例1:Apple

ブランディング成功例の1つ目として挙げられるのは、Appleです。

Appleは、スティーブ・ジョブスが初代社長を務めた誰もが知るIT企業です。Appleのブランディングは、「シンプルかつスタイリッシュ」で、多くの人が使用しているiPhoneはそのブランディングに沿った商品と言えるでしょう。

Appleは、マーケティングを一度もしておらず、初期の段階からブランディングを一貫していることで有名です。創成期から今でもなおブランディングを一貫することで、「シンプルかつスタイリッシュ」な商品がAppleの商品だという印象を、ユーザーに与えられていることが、iPhoneを生み出せた理由と言えるでしょう。

ブランディング成功例2:スターバックス

ブランディング成功例の2つ目として挙げられるのは、スターバックスです。スターバックスは「人々の心を豊かで活力あるものにするためにーひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」という企業理念を掲げています。

スターバックスはカフェとして有名でしたが、企業理念に沿わせるため、2011年からロゴの「coffee」という文字を削除しています。現在のスターバックスのロゴは、セイレーンのイラストのみになっており、人々が集まる場所というイメージをロゴによって確立させることに成功しました。

また、スターバックスは従業員の教育やお客様にとって心地よい場所を提供し続けています。口コミでは、実際に「従業員の接客が良い」「過ごしやすい」等のコメントが並べられており、ポジティブイメージも浸透させることができました。

接客業を展開する企業にポジティブなブランドイメージがあると、客足も増え売上も向上するため、ぜひ学んでおきたいブランディング例だと言えます。

ブランディング成功例3:IBM

最後のブランディング成功例として挙げられるのは、IBMです。IBMは、公的機関や民法法人を対象にしたサービスおよびコンピューター製品を提供しています。

IBMは、2017年時点で「コグニティブコンピューティング」というブランディングを提唱しています。コグニティブコンピューティングとは、人間のように「認知(cognitive)」するコンピューターのことで、IBMが開発した「Watson」はそのブランディングのイメージを浸透させ、売上アップにつながりました。

ブランディング の失敗事例から分かる成功のコツ3選

 ブランディング の失敗事例から分かる成功のコツ3選

ここまで、ブランディングの失敗例や成功例を説明してきました。

ブランディングは一度でも失敗してしまうと、企業のイメージや利益が下がってしまい、企業運営が難しくなります。ここでは、ブランディングに失敗しないために、ブランディングの失敗事例から分かる成功のコツ3選についてご紹介します。

コンセプトを明確にする

ブランディング成功のコツ1つ目として挙げられるのは、コンセプトを明確にすることです。コンセプトを明確にすることのメリットは以下のとおりです。

  • ブランディングの質や一貫性を持たせられる
  • 企業の魅力をわかりやすく伝えられる
  • 他社との差別化につながる

コンセプトを明確にすることで、ブランディングの質や一貫性を持たせることができ、ユーザーの企業認知度が向上します。また、事業途中にどのようにブランディングすべきか迷走することもなくなるため、効率的に事業を進められるでしょう。

ペルソナを徹底的に絞る

ブランディング成功のコツ2つ目として挙げられるのは、ユーザーのペルソナを徹底的に絞ることです。

ペルソナとは、誰にどんなコンテンツを提供するのかを明確にし、人物像を細かく設定することを指します。ブランディングに成功するためには、ペルソナの設定が不可欠であり、ペルソナはブランディング成功の重要なキーと言えるでしょう。

ペルソナをうまく絞るためには、他社との差別化を意識することが重要です。他社との違いをどう打ち出していくかを意識することで、ユーザーが求めているコンテンツを深掘りすることができます。

また、ペルソナを細かく設定できればできるほど、商品の売り方やサービスの完成度を上げることができるでしょう。

ブランディングが成功するためには、他社との差別化を意識し、ペルソナを徹底的に絞ることが必要です。自社のペルソナ設定がうまくできていないと感じる場合は、原点に立ち戻り、自社にとって他社との差別化がうまくできるぺルソナ設定とはどういうものかということから始めてみましょう。

自社の強みを精査する

ブランディング成功のコツとして最後に挙げられるのは、自社の強みを精査することです。自社の強みを精査する方法は以下のとおりです。

  • 自社社員にインタビューやアンケート
  • 他社企業の知り合いに聞く
  • 世間からの目を気にする

ブランディングの答えはすでに社内にあると巷ではよく言われています。そのため、強みを精査するのであれば、まずは自社社員へのインタビューやアンケートを徹底することが有効です。

なぜならば、自社の社員は一番近くで会社や自社商品を見ており、自身に対する直接的なユーザーの要望も知っている立場にあり、多角的で客観的な評価をすることができるからです。

また、他社企業の知り合いに自社について尋ねたり、世間からの目を気にしてみることも重要でしょう。自社の強みを精査し、ポジティブな部分を伸ばしていくことは、他社との差別化につながり、ブランディングの成功に近づくことになるのです。

まとめ:ブランディング で自社を連想させましょう

まとめ: ブランディング で自社を連想させましょう

ブランディングの失敗例や成功例、成功のコツ3選について解説しました。

ブランディングは企業のイメージや利益を直接左右するため、慎重に検討する必要があります。加えて、企業が設定するユーザー層により、ブランディングの方向性も変わるため、ペルソナ設定や社員へのヒアリングも重要と言えるでしょう。

ブランディングの失敗例や成功例を参考にして、自社のペルソナ設定をすることから始めてみてはいかがでしょうか。

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