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「制作会社からコラボレーターリクエストが届いたけど、どの権限を付与すればいいかわからない」——Shopifyを運営するショップオーナーのほとんどが一度は迷う問題です。権限を渡しすぎると情報漏洩のリスクが生まれ、絞りすぎると相手が作業できない。この記事では、担当業務別の適切な権限設定をわかりやすく解説します。
目次
コラボレーターへの権限付与の答えはシンプルです。その人が担当する業務を遂行するのに必要な権限だけを与える——これが鉄則です。「迷ったから全部チェック」は絶対に避けましょう。
Shopifyのコラボレーターとは、ショップオーナーが外部パートナー(制作会社・フリーランサーなど)にストアへのアクセスを付与できる仕組みです。スタッフアカウントと異なり、人数制限がなく、権限を業務ごとに細かく設定できます。
権限を絞るべき理由は主に3つあります。
①情報漏洩・不正アクセスのリスクを最小化できる
コラボレーターのアカウントが乗っ取られたり、担当者が退職・契約終了した際に、被害範囲を限定できます。顧客情報や決済データへのアクセスを必要のない担当者に渡していると、万が一の時に被害が大きくなります。
②誤操作による事故を防げる
権限があれば誰でも操作できてしまいます。テーマ編集だけ依頼していた制作会社が誤って商品を削除する、といった事故は権限の絞り込みで防げます。
③管理責任が明確になる
誰がどの範囲を担当しているかが明確になるため、トラブル発生時の原因特定がしやすくなります。
Shopifyのコラボレーター権限は複数の項目から組み合わせて設定できます。職種別の推奨設定を具体的に紹介します。
ストアのデザインや見た目を担当する場合は、テーマ操作に限定します。
| 権限項目 | 付与 |
|---|---|
| テーマ | ✓ |
| ファイル | ✓ |
| ナビゲーション | ✓(必要に応じて) |
| ページ(固定ページ編集が必要な場合) | ✓(必要に応じて) |
| 商品・注文・顧客情報 | ✗ |
| Shopify Payments・決済設定 | ✗ |
ポイントは注文・顧客情報へのアクセスは不要という点です。デザイン作業に顧客の個人情報や売上データは必要ありません。
ブログ記事の執筆・SEO対策を担う場合は、コンテンツ系の権限に絞ります。商品説明の改善も依頼する場合は商品権限も追加します。
| 権限項目 | 付与 |
|---|---|
| ブログ記事とページ | ✓ |
| ナビゲーション | ✓ |
| 商品(商品説明の改善が必要な場合) | ✓(必要に応じて) |
| 注文・顧客情報・レポート | ✗ |
| Shopify Payments・設定 | ✗ |
物流担当者やフルフィルメント代行業者へのアクセスは、注文と在庫に絞るのが基本です。決済や顧客情報の編集権限は一切不要です。
| 権限項目 | 付与 |
|---|---|
| 注文と発送 | ✓ |
| 商品(在庫調整のため) | ✓ |
| テーマ・ブログ記事 | ✗ |
| ギフトカード | ✗ |
| Shopify Payments・決済設定 | ✗ |
広告代理店やマーケター向けには、レポートの閲覧権限で十分なケースがほとんどです。編集権限は渡さないのが原則です。
| 権限項目 | 付与 |
|---|---|
| レポート | ✓ |
| ダッシュボード | ✓ |
| 商品(広告クリエイティブ確認のため) | ✓(必要に応じて) |
| 注文・顧客情報の編集 | ✗ |
| 設定・Shopify Payments | ✗ |
権限を付与したあとの運用も大切です。プロジェクトが終了したらすぐにアクセスを削除してください。Shopify管理画面の「設定」→「ユーザーとセキュリティ」→「コラボレーター」から、いつでもアクセスを取り消せます。定期的に不要なコラボレーターが残っていないか確認する習慣をつけましょう。
Shopifyのコラボレーター権限設定は、「担当業務に必要な最小限の権限だけを付与する」が基本ルールです。制作会社にはテーマ系、コンテンツ担当にはブログ・ページ系、物流担当には注文・在庫系、広告担当にはレポート系——職種別に権限を絞ることで、セキュリティリスクと誤操作のリスクを大幅に下げられます。プロジェクト終了後のアクセス削除も忘れずに実施してください。
スタッフアカウントはストアの従業員向けで、プランによって追加できる人数に上限があります。コラボレーターは外部パートナー向けで人数制限がなく、権限も業務ごとに細かく設定できます。
推奨しません。必要以上の権限を付与すると、情報漏洩や誤操作のリスクが高まります。担当業務に必要な最小限の権限のみを付与するのが原則です。
はい、いつでも変更できます。Shopify管理画面の「設定」→「ユーザーとセキュリティ」→「コラボレーター」から権限の追加・削除・アクセスの取り消しが可能です。
いいえ。コラボレーターはパートナーダッシュボード経由でストアにアクセスするため、ストアのパスワードを共有する必要はありません。セキュリティ上も安全な仕組みです。
Shopify管理画面の「設定」→「ユーザーとセキュリティ」→「コラボレーター」でリクエストを確認できます。承認前に依頼された権限の範囲が妥当かどうかを確認し、必要な権限のみチェックして承認してください。

ブランディングで育てるECコンサルティング会社を経営。ECコンサルタント兼Webマーケターとして、中小企業向けに100社以上のECサイト構築、50社以上の課題解決を支援してきました。ブランドの魅力を可視化し「選ばれるECサイト」を実現するブランディングデザイナーでもあります。全日本SEO協会会員として、SEOによる集客支援にも定評があります。
10年以上にわたりEコマース支援を行ってきた中で、売上向上には表側の集客・販売戦略だけでなく、裏側を支えるバックオフィスの効率化が大きく関係することに気づきました。そこで現在は、kintoneを活用した業務改善・DX支援にも力を入れ、ECと業務の両面から企業の成長をワンストップで支援しています。

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